第8章 社会人バレー
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「黒尾くんは、ちゃらくなくなったね」
「え、なに褒めてんの?」
「黒尾くん練習入んなくていいの?」
「え、まって質問の答えが返ってきてないんだけど」
「黒尾ーーー!サボってねえでコッチ来いよーーー!」
「木兎のスタミナバカがやばい…黒尾代わって…」
「…へーへー!木葉休んどけ!」
黒尾くんが練習に加わり、代わって
木葉くんが隣にきて休む。
「すげぇ久々に動いたから疲れた…」
「凄い迫力だもんね、お疲れさま」
「…木兎って家でもあーなの?」
「んーん、割と静かだよ」
「家で体力温存してんのか…?」
「どうだろう?そうでもないと思うけど…」
「…!…ああ、まおも大変だな」
「なんとなく察してくれてありがと…」
練習も終わり、喉がちょうどよく乾いてたみたいで、私のスポーツドリンクはとても喜ばれた。ふーーー良かった…実は少し緊張した。
気の利かない彼女、なんて言われたらどうしよう…とか。私のせいで光太郎が言われたら嫌だな…とか。
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