• テキストサイズ

My Horned Owl Boy.

第8章 社会人バレー




「黒尾くんは、ちゃらくなくなったね」

「え、なに褒めてんの?」

「黒尾くん練習入んなくていいの?」

「え、まって質問の答えが返ってきてないんだけど」



「黒尾ーーー!サボってねえでコッチ来いよーーー!」

「木兎のスタミナバカがやばい…黒尾代わって…」

「…へーへー!木葉休んどけ!」


黒尾くんが練習に加わり、代わって
木葉くんが隣にきて休む。

「すげぇ久々に動いたから疲れた…」

「凄い迫力だもんね、お疲れさま」

「…木兎って家でもあーなの?」

「んーん、割と静かだよ」

「家で体力温存してんのか…?」

「どうだろう?そうでもないと思うけど…」

「…!…ああ、まおも大変だな」

「なんとなく察してくれてありがと…」



練習も終わり、喉がちょうどよく乾いてたみたいで、私のスポーツドリンクはとても喜ばれた。ふーーー良かった…実は少し緊張した。
気の利かない彼女、なんて言われたらどうしよう…とか。私のせいで光太郎が言われたら嫌だな…とか。

/ 231ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp