第8章 社会人バレー
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「ヘイヘイヘーイ!レフトーーー!!!」
あ、やっぱり光太郎ってWSなんだ。学生の頃に比べてしょぼくれモードも封印してる(木葉くんが上げてる)みたいで、調子にムラがないな。
「あれ?木兎の彼女さんじゃん?」
「…?あ、はい…」
見た事ある…!のどくらいまで出てるのに!名前…なんだっけ…
「すげー顔してるけど
俺、黒尾。音駒の主将やってました~」
「あ、黒尾くんだ…」
「まさかの…忘れられてた?」
「うん…ごめん」
高校の時より、雰囲気は変わらないけど、髪の毛が短くなってて、髪の毛もあまりツンツンしてなくて、一目見ただけじゃ分からなかった。
「えーと、まおちゃん、だよね?」
「え、なんで、名前、」
黒尾くんが光太郎を指さす。
あーーーなるほどね。
「いっつも木兎に聞いてるよ。
木兎もこんなにかわいー彼女作っちゃって、憎たらしいわ〜」
「褒めたって何も出ないよ」
「…クールだねえ」
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