第7章 馴れ初め
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「でも、木兎さんは3回目だったんですよね。まおさんの事満足させれたんですか?」
「バレーと一緒、本能。反応とか声とか、それで攻めてくるんだよ…敵わないホント…」
「大満足だったわけですか」
「だって…気持ち良かったんだもん…」
「木兎さんすみません、今、キュンてきました」
「俺のまおだぞ、とるなよ」
「とれませんよ、俺のテクじゃ無理です」
赤葦くんと分かれて
「なあまお、ちょっと寄り道しようぜ」
どこに行くんだろう、でも、懐かしい道、懐かしい、光太郎の背中。
あ、ここ、通学路だ。
「懐かしい、通学路だね」
「そーだ!毎朝迎えにきてくれてありがとなー!おかげで朝練遅刻しなかったぞー!」
「遅刻常習犯だったもんね〜」
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