• テキストサイズ

My Horned Owl Boy.

第6章 Cigarette.




う〜〜〜〜遅すぎる…
もう時計は11時、そろそろ寝たい時間である。普段ならもう寝る準備をするけど、今日はそうにもいかない。

光太郎が家の鍵を忘れたからだ。

今日、先に家を出たのは光太郎だった。いつも通りいってらっしゃいのキスをして、私は家の鍵を1度閉める。そして自分の身支度を終えて家を出る。いつも通りの朝。ここまでの流れは完璧だった。



会社についてすぐ、光太郎からメッセージがあった。
《ホントごめん‥鍵忘れた…》
《え、うそでしょ?今日光太郎会社の飲み会とか言ってたよね?》
《11時までには帰ります…ピンポンするから鍵開けて…》
《、》

なんで確認しないの!ばかばかばか!
怒った私は最後の一通は点だけ打って送ってしまった。

…怒ってても仕方ないな…

《寂しいから早く帰ってきてね》

きっと、効果的面であろう言葉を送る。

《待っててマイハニー!!》


ふふ、ばかだ…

/ 231ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp