第5章 愛しい君
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寒いけど、私服だし派手だから外で待つ。コンビニでカフェラテを買ったからそれを飲みながら。
「光太郎…外で待ってたの…?」
「お、まお!私服だったから入るの悪いなーって思って!カフェラテ熱かったしちょうどいい!」
「入口のソファで待ってて良かったのに…言えば良かったね…ごめ「いーから!ほら、病院行くぞー!」
病院に着いて待合室で待つ。病院は自分が世話になる、ならない関係なく苦手だ。どうしても喋っちゃいけない、っていうのがダメだ。
待合室にあった雑誌を見て気を紛らわせる。
「あ、まおー、終わったー?」
「やっぱり風邪だった…あと薬もらうだけ」
「そかそかー、食欲ないかもだけど今日おかゆだから、少しでも食べろよー」
「んー、ゼリーある…?」
「買っといた」
「…ありがと」
まおが呼ばれて、診察料と薬をもらって戻ってくる。
「よし、帰んぞ。」
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