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My Horned Owl Boy.

第26章 2桁から1桁の世界




朝、いや、早朝と言うに相応しい。

デジタル時計を見ると 4:38 の数字が
でかでかと書いていた。

光太郎を見ると、幸せそうな顔でぐっすり寝ている。
私は寒くて目が覚めてしまった。

幸い、今日の仕事は午後からの出になっているから今頑張って寝て遅く起きてもいいんだけど…


口で呼吸をする。息を吐くと白い。
寒い。


もう春よ?なんでまた寒くなるの?
それよりもなんで光太郎は何も無いように寝てられるの?

そっと近づくと、凄い体温。
等身大湯たんぽみたいな。そんなものないけど。

これだけ温かいなら幸せそうな顔で寝てるのも頷ける。


…少しだけエアコンつけよう。
温かいお茶を飲んで、身体を温めて寝よう。

そう思って(光太郎のおかげで)温かいベッドから出る。

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