• テキストサイズ

My Horned Owl Boy.

第25章 はい、アウト。




ランチを終えて、家に帰る。
今日はなんとなくしゃぶしゃぶ。

光太郎はいつもの様に、美味しいって言いながら頬張る。
それを私が見て、微笑む。
全然不満なんてないのに、私っていつからこんなに欲深くなっちゃったんだろう。

光太郎から与えられて来たものが多すぎたせいだ。
口には出さない。
せい、じゃなく、おかげ、か。


勝手にそんなことを考えて微笑む。
光太郎が変な顔で私を見た。


「なんで笑ってんの?」

「んー?光太郎が可愛くて」

「可愛いし、かっこいいしな?」

「なぜドヤる…」


いつも通り。いつもの晩御飯。

/ 231ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp