第25章 はい、アウト。
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最近、光太郎の様子がおかしい。
もしかしたら今までが異常で、今が正常なのかもしれない。
『あ〜…眠い、ごめん先寝る…』
『あ、ワリィ。俺まだ寝ないから先寝な?』
なんだろう、光太郎の性生活が当たり前だと思っていたからか、そういう風にされるとなんだか物足りない。
「んー…なんか、物足りない…」
「やだー、まお、おアツイー」
「わかる!男の都合でヤって、男の都合でヤらなくなるよね!」
いつも通り、梟谷マネの会でランチ。
私からこういう話を振る事はなかったから、2人とも茶化しながらもちゃんと聞いてくれる。
「思い切って誘っちゃえばー?木兎、まおにメロメロだもん」
雪絵ちゃん、簡単に言ってくれるな。
もちろん、それも考えた。けど。
やっぱり恥ずかしいじゃない?
如何に光太郎にそういう事を任せてたか
って思い知らされたんだけど…
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