第3章 Girl's Take.
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もー、お前ホントかわいいわー!ってわしゃわしゃ大きい手で大雑把に頭を撫でられる。
本当に安心する手だなあ…なんて思いながらグループトークにメッセージを送信する。
《土曜日大丈夫だよ!光太郎に飲み行けば?って言われたんだけど、2人とも夜は大丈夫?》
《7時に彼氏と会うんだー!夜はムリだー…》
《私は大丈夫だけど、かおりがムリならお昼の方がいいよね?》
《そうだね!じゃあお昼!2人ともごめんね》
《こちらこそごめんー!》
《12時頃かな?お腹すかせていくね♡》
「かおりちゃんが夜だめだからお昼食べてくる〜。1人で夜済ませちゃうね」
「マジか〜〜!ちょっと遅くなるかもしれねぇから寝ててもいいからな?」
「わかったー」
土曜日、近所のファミレスに入った。
ココはこの3人の思い出の場所でもある。3人ともクラスが違くて部活が終わった後、よくココで自分たちのクラスの話をしたっけ。
「かおりちゃん、雪絵ちゃん!」
「あ、まお〜〜コッチコッチ〜〜」
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