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My Horned Owl Boy.

第17章 末っ子気質



「前も言ったじゃん!」

「なんだよ!」


もう既に何についての口論かも忘れた頃には、お互い感情でものを喋る様になる。
大体、俺が末っ子気質なのもあるのかまおが折れてくれるんだけど、今日ばかりは折れてくれない。

俺が悪いって思ってても、ごめん。の一言が言えなくなるくらい、今日はひどい。


「もーやだ…光太郎のばか…」


喧嘩でまおに泣かれるとどうしたらいいのか未だにわからない。折れない俺が悪いんだろうけど…

居ずらくなってしまって、俺はそのまま家から出てしまった。

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