• テキストサイズ

My Horned Owl Boy.

第13章 かっこいい、とは




俺だって初めてなのに、優しくするもしないもないだろって思った。愛撫の仕方、ましてやゴムの付け方ですら曖昧だった。


焦りに焦った俺はほとんど彼女を慣らすことなく、無理やり自身を突っ込んだ。


「光太郎く、いたい、いたい…」


痛みに歪み、涙で濡れた顔を見て、怖くなった。自身は思った以上に薄情で、萎えた。
そこから別れるは早かった。

嫌いになった訳じゃない。
まず、最初から好きだった訳でもない。


友達は多かったけど、どうしても友情と愛情の区別が出来なかった。

怖かった。

/ 231ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp