• テキストサイズ

My Horned Owl Boy.

第13章 かっこいい、とは




「光太郎くん、付き合って」


中1の時、2個上の先輩が卒業する時に告白された。
かわいいって噂の先輩だったし【 彼女がいる 】というステータスが加わるのは悪い気はしなかったから、即二つ返事をした。


「木兎いいよな〜、あんなかわいい彼女」

「だよなー、バレーも上手いし、男の俺から見てもかっこいいしな」

「ヘイヘーイ!褒めたってなんも出ねえぞ!」

「僻みってやつだよ…ほっとけ…」


こんなに言われて悪い気なんてするわけなかった。でもあっちも忙しく、俺もバレーで本格的に活動する様になって元々少なかった会う頻度がめっきり減った。


中2の夏休みの頃、家に招かれて誘われた。

「初めてだから…優しくしてね」

/ 231ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp