第7章 ステラさんの過去
それからもざっと見ていったが1つ不思議なことに気づいた。
「この執事さんは、闘えることしか分かってないのですね…」
執事の事が書いている部分には、執事だけでなくボディーガードも務める。
としか書いていなかった。
「近隣の方ともあまり会話をしないようなので、全く分かりませんでした」
結構、注意したほうがいいのかも…
なんて思っていたらドアが開いた。
「お待たせ〜!ご飯持ってきたよ」
ピンクの髪がポイントのアリスさんと、常にニット帽をかぶってるマトリさんがやってきた。
「私の分まで…ありがとうございます!」
昼食を頂きながら、最初は雑談をする。
「アオメがついてるとか、今回イージーだね?」
「アリス、イージーじゃなくて簡単」
「ソーリー、マトリ、いつも悪いね」
と、アリスさんとマトリさんは少し不思議な会話を繰り広げている。