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貴方が愛おしくて 【R18】

第2章 お前を護れるのは俺だけだから!【西谷夕】


ー夕sideー

先生「今日も深町は休みだ。仕事が忙しいらしい。」

またか。

俺の彼女、深町日和は今日も休みだ。

彼女の話によると今、ドラマの撮影が忙しいらしい。

俺の彼女は女優だ。

テレビに出て、たくさんの人に知られる存在。

彼女と仲が良かった俺は彼女が好きになってしまい、勇気を出して告白したら両思いだったらしく、そのまま付き合う事になった。

でも、彼女は芸能人で俺は普通の人。

なかなか会える関係じゃないし、デートも安心してできないのだ。


でも、いいんだ。

彼女のそばにいられるのなら俺はそれでいい。

俺は彼女の夢を全力で支える。

そして、護る。

俺は烏野高校排球部のリベロであり、日和のリベロだからな!!


田中「最近、彼女と会ってるか?」

昼休みに俺の友達、田中龍之介は聞いてきた。

夕「全然。LINEでは話すけど直接は会えない時が多いな。」

田中「そうか……

それにしてもいいよなぁ。あの深町日和だぜ?

俺、付き合えたら死んでもいいわー。」

そう言いながら最後の一口のメロンパンを口に放り込んだ。

その時、俺のスマホからLINEの通知が来た。

開くと、『ひより』という名前がトーク履歴の一番上に来ていた。

内容は

『今度の土曜日オフになったよ!!

どっか出掛けない??』

( 'ω')


夕「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁふぉおおおおぉぉぉぉ!!!」

田中((ビクッ

俺は急いで文字を打ち込んだ。

『行きたい!行きたいとこあるか?』

すると、すぐ返信が来た。

『あ、あそこ行きたい。』

『え?どこ?』

俺がそう返信すると

『ふふふ。』

という謎のメッセージが来た。


……どこ行くつもりだ?


すると、また再び着信が来た。


『夕くんの家!』


( 'ω')

あ!?


久々のデートが俺の家!!??
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