【ハイキュー!!】Aphrodisiac*r18短編集
第5章 The love … Part2【及川徹】
「え…?」
声のする方へ振り返ると、徹がいた。
「なーんてね、びっくりした?」
ほら、と徹が手を差し伸べる。
私が手を取ると彼は満足そうに笑った。
「なんか今日いつもよりかわいくない?俺のため?」
「あ、いや…………一応」
「フーン。嬉しいね」
顔を見合わせて笑う。傍から見れば幸せそうなカップルにでも見えるのだろうか。
徹に連れてかれたのは個室のカフェ。大事な話がある、と言われたことを思い出す。
「予約してあるから」
私は徹に手を引かれた。