【ハイキュー!!】Aphrodisiac*r18短編集
第1章 But even so …【天童覚】
「ほら、ちゃんとシて」
覚が楽しそうに云う。
グッと反り返った彼のモノを口に入れれば彼は妖艶な笑みを浮かべた。
「まだ全部入ってないヨ〜名前ちゃん?」
「んっ、あッ……」
覚は私の後頭部を掴み自分の方へ引き寄せる。
私にはそれが命令のように感じられて、苦しいと思いつつも舌と手を動かすことをやめられない。
(何でこうなっちゃったんだっけ)
__いつも通り、私はバイトを終えて覚に連絡してから彼の家に向かった。
彼の家に着いた時は何か企みがありそうな感じではなかったし、普通に過ごしてた。
ご飯食べてお風呂入って二人の好きなテレビ番組が始まってからお酒を……
あ、いつもとは違うこと……
いつもあまり酔わない覚が今日はほんの少しだけ酔ってたかもしれない。
心做しか上機嫌だった。たぶん。
そして番組が終わった瞬間、彼はテレビを切り急に口付けをしてきた。