【ハイキュー!!】Aphrodisiac*r18短編集
第2章 Liquor and…【白布賢二郎】
「気分はどうですか?」
「大分スッキリしたよー」
「……本当ですか?」
「ほんとだよー!白布は心配性だね〜」
もう大丈夫だから心配しないで
これ以上迷惑かけられないから帰って大丈夫だよ!
名字がそう言うと、白布は黙って彼女の腕を掴んで玄関へ歩き出す。
「えっ白布……!?」
「黙って着いてきてください」
慌ててさっきまで着ていたコートを手に取り白布に引っ張られる。
無言でタクシーに乗せられて、なんだか怖くなってきた。
目的地はここからそう遠くない所。一体何をしようと……?
大して長い時間乗らなかったタクシーを降りて白布に着いていく。
到着したのは新築のマンションだった。