第4章 朝からセクハラされました
下に降りると他の奴らは食べ始めていた。
「おっはよー」
元気いっぱいに挨拶するこいつは、赤城良太。
元気がいいのはいい事だよ。うんうん。
怜くんは、「お腹すいたー」と言いながら、席に座った。
「おはよう」
『おはよ』
俺と琢磨も挨拶をして席に座る。
「やっと起きたか。」
寝起き機嫌悪いです感半端ないやつはリーダーさん。
眉間にシワがよっている。
『チッこっちまで機嫌悪くなるわ』
「あ?」
もう一度言っておきます。あまり馴れてない人には冷たくなるんです。
あ、怜くんは別です。可愛い子は別なの。うん。
『朝から機嫌悪いとか......うざっ』
まあ俺もかなり悪いですけど?
みんなの前でまで出すのはどうかと思うよ。リーダーとして。
「てめえリーダーに向かってなんだその口の聞き方は」
『あ?リーダーだからって偉そうにすんじゃねーよ。』
そういうよ胸ぐらを捕まれた
「てめえ......」
『キャー変態!乙女の胸触るなんて~(棒読み』
まあマジで手が胸に当たってるけどな。
「.....ん?お前........女?」
『ああそうだよ!つーか、いつまで胸触ってんだ。離せ変態。』
「あ、あぁすまん。」
すぐに離してくれるリーダーさん。
「「「お、女!!!?」」」
黙っていると思ったら皆声をそろえて言ってくる。
『そうだよ!女で悪いか!』
私はちょっとムカついたのでキレ気味に叫んだ。