• テキストサイズ

わたしの罪

第6章 告白



朝起きればバンの姿は無かった。
昨日の今日だから、バンがいなくてよかったって思う。
どう接すればいいかわからないし…

話するつもりだったんだけどなぁ…

立ち上がろうとすると、腰に鈍い痛みが走った。

「っ…いたっ…」

…バンは、どんな気持ちでいたんだろう
もう…バンがわからない…

「おーい、何泣きそうな顔してんだよ」

いきなりメリオダスの声が聞こえて空耳かと思ったけれど、
窓の外にメリオダスの姿があった。

「メリオダス…なんで」

「なんでって毎日来る約束だろー?」

あ、そうだった…でも、まだ朝じゃ……
って、時計をみればもう12時だった。
昼まで寝てたんだ、私。

「ごめんね、ベッドから起きれそうにないから…窓から入ってきて」

「大丈夫かー?よいしょっと」

メリオダスは、軽々と窓から中に入ってきた。

「ごめんね」

「いいんだ。それにしても、なんかあったのか?さっきから何度も泣きそうな顔してる」

「あ…いや、あのね…」

性行為をしたことを言ったら、メリオダスに引かれるだろうか?
嫌われたくない。今の私にはメリオダスしかいない。
でも、相談できる人もメリオダスしかいない。



/ 52ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp