第5章 混乱する気持ち ◎
「バンッ……っ…あぁぁぁ…んっ」
私はバンの指だけで絶頂に達した。
「指だけでイったのかよ♪」
初めてのことに、私はついていけない。
すると、バンは自分のソレを私の中に勢いよく挿入してきた。
なんともいえない痛みがはしる。
「いたっ…」
バンは、私の言葉に聞く耳も持たずに腰を動かす。
最初は痛さしかなかったものの次第に気持ちよさを感じた。
…こんなのバンじゃない。
こんなことバンはしない。
そう思いたかった。
ちゃんと愛のある行為をしたかったのに…
初めてがこんなのなんて…無理矢理なんて。
バンの動きは段々と早さを増し、
私は2度目の絶頂を迎えた。
「イきそ…出すぞ…」
バンは私の中から抜くと、
お腹の上に自分の欲を勢いよく出した。
温かさがお腹に感じる。
「バン、、どうして…」
涙が溢れ、泣きながら聞いてもバンは何も言わなかった。
…私、バンがわからない。
こんな酷いことってあるのだろうか?
もう…
「バンなんて嫌い、、」
私の頭の中は混乱していて、
もう…よくわからなかった。
バンはどんな気持ちで私を抱いたの?
メリオダス…会いたいよ。