• テキストサイズ

城宮家と兄妹

第3章 ‐2‐



ニコニコ笑う美堂先生。

「やっと会えたのに、そんな素っ気ないよ~!!あ、あっくん元気?」

急にグイグイ来る美堂先生に戸惑う私。
横にいたみちるくんが割って入ってきた。

「美堂センセー、」

睨むように美堂先生を見る。
徹平くんも睨んでる。

き、嫌いなのかな...

「君達には分からないさ。彼女を理解できるのは、この世で僕とあっくんだけ」

ね?

そう小さく首を傾げる。
美堂先生!と遠くから呼ばれ、先生は行ってしまった。

どんな用だったのか。
きっとそれは、私だけが分かっていないんだろう。
/ 65ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp