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シェアハウス【気象系】

第1章 prologue


いきなり管理人に言われた言葉。
「アパートが取り壊しになりました。」


………はぁぁーーーー⁉︎

意味わかんない…


「1ヶ月後になりますので住めるところ探しておいてください。」








と言われたけど…
どうすればいいのー⁉︎


うん、こういう時は
散歩しながら考えよう!






わ…
この公園キレー。


桜がちょうどいいくらいに咲いている…


『…休憩しよっかなぁ』


私は桜の木の下のベンチに座った。
そして…





?「……さん、
…ねーさん、
おねーさん起きてください。」

『ん…あれ
私…』


がばっ


ビク

『寝てた⁉︎』

?「…ふふ、
寝てましたよ」



うそ〜…
今何時なんだろ…


『あ!起こしてくれてありがとうございました。』

?「いーえ。」


えっと…この人は誰…?

めっちゃ帽子深くかぶってて顔が見えない…


?「で、どうしてここで寝てたんですか?」

『え、あ
気持ちよくて…?』

?「ふふ、確かにここで寝たら気持ちよさそ」

なんか聞いたことある声だなぁ…

?「おねーさん、帰らないの?
もう7時だよ。」

『え!うそ‼︎』


…あ、でも、そうだ

家探さないといけないんだっけ。


『……』

?「…どうしたの、
なんかあった?」


なんだろ…この人にいっても意味ないと思っているのに
言いたくなってくる…


『…実は
家が取り壊しになるんです。』

?「え…」


『でも家を探さないとって思ってるんですけど
どうしていいかわからなくて…』



?「……
じゃあ、俺らと一緒に住む?」


『…え、
えぇぇーー!』


?「家はシェアハウスだから大丈夫だよー
1つ部屋も余ってるし」

『え、でもいいんですか?』


?「うん♪おいらに権限あるから大丈夫!」



なんと…家がすぐに決まってしまった…
でもこんなチャンス逃したらきっともうこない!


『お願いします!』


?「ふふ、うん♪」


これから新しい生活が始まる。

うー、楽しみ♪








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