第1章 恋と気付けば
カラ松side
日差しが俺を焼き付ける。いつもはほぼ飾りのサングラスも今日ばかりは役目を果たしていた。こんな暑さの中、俺は外に出てきていた。兄弟にはカラ松ガールを探すためと言っているが、本当はこの心のモヤモヤの正体を突き止める為だ。
最近、一松を見るとなんだか胸が締め付けられるというか…仕草一つ一つが可愛く見えてしまう。誰かに相談しようとも思ったが、出来なかった。この気持ちに気付いちゃいけないような気がして、気付いてしまったら…
おそ「おーい、カラ松ー」
振り向くとおそ松がこっちに手を振っていた。駆け足で近付くと、俺と並んで歩き出す。
カラ「おそ松?何で…」
おそ「暇だったんだよねー!今から釣り行かない?」
いきなりの事に戸惑いながらも前を歩くおそ松についていくしかなかった。