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【イケメン戦国】燃ゆる華恋の乱

第7章 可愛いお前の虜 / 伊達政宗




「わ……おいしい!」
「ジャコと高菜の粥だ。 美味いに決まってるだろ」
「さすが政宗、なんか毎日得してる気分」


舞は粥をほお張って、本当に美味しそうにふにゃり、と笑う。


(目が見えてたら、キラッキラさせてんだろうな)


そんな様子が手に取るように解る。
可愛い……と思いながら、政宗は舞の口に粥を運んだ。




「湯浴みに行ったら、包帯変えるぞ」
「え、い、いいよ! 昨日も浴びたし」


舞が顔を真っ赤に染めて言う。
政宗はちょっとからかいたくなって、舞の耳元に唇を寄せた。


「なに、昨日みたいにしてほしいって?」
「ひゃ……」


いきなり耳元で囁かれ、舞の腰がびくっと跳ねる。
見ると、耳まで真っ赤だ。


「真っ赤、可愛い」
そう言って、舌を這わせながら、耳を優しく噛む。


「や……めて、ん……っ」



舞の口から甘い声と息が漏れ始めた。
歯止めが効かなくなりそうなので、このへんで止めておく。

政宗は、ぽんっと舞の頭を撫でた。


「心配すんな、何もしない。 湯浴びたほうがゆっくり眠れるぞ」
「じゃあ女中さんに手伝ってもらうから……」
「お前の世話係は俺だ」


舞が抗議の声を上げたが、特に気にもせず。
政宗はやたらと上機嫌で残りの飯を、舞にすくって食べさせた。
















「なんで政宗も一緒に入るの……っ?」

舞がなんとも居心地の悪そうに言った。

舞を湯浴みさせに連れてきた政宗は、入れると結局は自分も濡れるからと、理屈をこねて。

何故か舞と一緒に湯船に浸かっていた。

あぐらをかいた政宗の膝の上で、舞は背中から抱かれ、硬直したように大人しくなっている。


湯気のせいか、照れているからなのか。
舞の首筋は、ほんのり赤く染まっていた。


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