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【イケメン戦国】燃ゆる華恋の乱

第36章 琥珀が結んだ熱と君 / 徳川家康




「弄っちゃ、や…っそんなに……っ」
「硬く、コリコリしてるよ…すごい……っ」
「も…っやぁ……っだめぇ……っ」



次第に舞が小刻みに震えだした。

多分、限界が近い。
そう察した家康は、腰を動かしながら、さらに硬い蕾を弄った。

指で摘み、擦りながら、たまに指先で弾く。

舞はびくっびくっと腰を跳ねさせ、頭を上げて天を仰いだ。



「だめぇ…いぇ、やす、あっあぁぁ……っ」
「いいよ、登りつめなよ、見ててあげるから…っ」
「も…っあぁっだ…めぇぇ…………っ!」



びくぅっ!と背中が大きく反り返った。
瞬時に動く、舞の中。
ぎゅうっと高まりを絞り取るように締まる。



「ちょ…っ締めすぎ……っあっ出る……っ!」



ごぷぅっ!どぴゅどぴゅ……っ!


家康も痙攣すると、そのまま舞の中に白濁を吐き出した。
一気に身体中を快感と共に、駆け抜けていく。

目の前に火花が散ったと思ったら、視界が真っ白になった。



(駄目だ、気持ち良すぎでしょ、これ…………)



家康が背中にもたれ掛かってきたのを感じ、舞は息を荒らげながら、家康に話しかけた。


「はぁ…はぁ……家康の、熱いね……」
「…………」
「家康……? 聞いてる……?」
「…………」


返事がないので、顔だけ振り返る。
すると、目を回して気を失っている家康に気がついた。


「ちょ……家康?! 大丈夫、しっかりして!…って、すごい熱じゃない、だから無理しないでって言ったのに!家康、家康……?!」



頭の中で、必死に舞が名前を呼ぶ声だけが、こだましていた。



















その日から、家康は寝込んだ。
舞の献身的な世話もあり、三日もすると少しずつ食事も喉を通るようになり……

その時の舞とのやり取りは、武将の間でも話題に出る程だった。


「家康、お粥だよ、アーン」
「……」
「なにその顔……」
「口移しなら食べる」
「一回秀吉さんに見られてから、それはやめようって言ったじゃない」
「今は見てないし」
「もう……一回だけだよ?」


舞が渋々口に粥を含む。
そのまま家康に、そっと口付けた。


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