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【イケメン戦国】燃ゆる華恋の乱

第34章 桜の追憶『狂想恋歌』 / 石田三成




「あ…っくっもう、限界が……っ」
「三成、君…っあぁっ私、私……っ」
「果てて、いいですよ……っ私も、あ…っ」


三成は舞の膝裏に手を入れ、上に大きく開かせると。
角度を変えて、さらに奥を突き出した。

途端に舞の声が変わって、さらに乱れ出す。
どうやら舞の、いわゆるイイ所が擦られているらしい。

舞はがくがく震えだし、何度も三成の名を呼んだ。


「三成、君、みつなり、くん……っ」
「はい…っ何ですか……?」
「あっあぁっみつ、なり、く………………っ!」



―――んぐちゅぅぅっ!!!



最後、思いっきり中を貫いた直後。
先ほど指を締め付けたように、高まりをこれでもかってほど締め上げられた。

ぐねぐねと動き、絞り取られる感覚。
駄目だと思っていても、三成も堪えきれずに。



どぴゅぅっ!ごぷごぷごぷ……っ!



舞の中に、思いっきり吐き出してしまった。





「あ…っすみ、ません……っ!」


息も絶え絶え、三成は舞から高まりを抜くと、慌てて舞に詫びた。
逆に舞は頭に疑問符を浮かべたまま、きょとんとした表情で三成を見る。


「なんで謝るの……?」
「中に、出してしまいました……っ」
「謝らなくていいよ?」
「でも、子が出来てしまったら」
「……じゃあ、子どもも一緒に祝言だね」


ふふっと笑う舞は、とても幸せそうで……
三成はなんだか、心が焦がれた。

起き上がる舞を支えると、そのままそっと抱きしめ。
三成は穏やかに言った。


「桜が咲くのが、楽しみですね」
「うん…っ! そうだ、三成君にお願いがあるの」
「なんでもどうぞ」
「祝言なんだけどね……」


舞がこそこそと耳打ちする。
それを聞いて、三成はにっこり微笑んだ。


「お任せ下さい」
「本当に?」
「舞様の為なら、死力を尽くします」
「……三成君、お願い、もう一個だ」


舞はぐいっと三成の耳たぶを引っ張り……
ちょっと怒ったように言った。


「いい加減『様』はやめて」
「でも……」
「さっきは舞って言ってくれてた」


なんだか、ふてくされる舞がとても可愛い。
三成は額に口付け、目を覗き込む。


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