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【イケメン戦国】燃ゆる華恋の乱

第15章 夢だけで咲かないで / 徳川家康




話を聞いて、家康は頭痛そうに額を押さえた。


(俺の馬鹿……)


本当は真逆だと言うのに、舞にこんな誤解をさせるなんて……
全て、気持ちをハッキリさせない自分が悪いのだけど。


家康は、舞と額と額をこつんと付ける。


「舞、それ違うよ、誤解」
「え……?」
「舞が好きすぎて、うなされてたんだ」


もう、素直に白状するしかない。
家康は今まで見ている夢の話を、舞に話した。

でも、初日に自慰をした事は黙っておく。
そのくらいは隠したって罰は当たらないだろう。


話し終わると、舞は耳まで赤くして呟いた。


「私、夢の中で、そんな事を……?」
「うん、あんまり可愛く乱れるから」
「家康……っ」
「でも……ずっと現実でも、あんたを抱きたいと思ってたよ」


そう言って、舞の身体を抱きすくめた。
温かな舞の背中を、あやす様に撫でる。




「俺、舞の事……愛してる」




素直になってしまえば、なんて簡単な事。
もっと早く伝えれば良かった。

すると、舞も背中に腕を回してきた。



「私も……家康の事、愛してる」



その言葉に思わず、目を見開く。
身体を少し離して舞の顔を伺うと、舞は可憐な花のように微笑んでいた。


「私、好きでもない男の人の屋敷に、泊まり込んだりしないよ?」
「舞……」
「もっと早く言えば良かった、ごめん」
「それはこっち。 もっと早く伝えてれば、こんなにうなされる事も無かったかな」



二人して顔を見合わせ、笑い合う。
そして、どちらからともなく、唇が重なった。


「ん……っ」


夢とは全然違う。
温かさも、柔らかさも。

家康は舞の唇を割り、舌を差し入れた。
逃げる舌を絡め取って、逃がさないように蕩かす。


ちゅ……ちゅく……
甘い水音が、部屋に響いた。



「ん……っ、あ」



本物の舞の甘い声に、もっと欲しくなって。
家康は褥の中に、舞を引き入れた。



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