第13章 敏感少女~俺を感じて~ / 豊臣秀吉
「そろそろ、俺も、まずい……っ」
「はぁん、んぁあ、はぁっ、ああっ」
「出る……っ、くっ、出すぞ……っ」
「秀吉さんっ、ひで、よし、さん……あああっ」
舞が背中に腕を回し、爪を立ててきた。
そして、ビクビク痙攣し始める。
ぐちゅぅぅうううっ!!!
最後に一回、最深部目がけて突き挿した。
「だめぇ、ひ、でよし、さん……………っ」
舞は教えた通り、名を呼びながら達した。
そして、それを見届けた後。
ごぶっ、どぷどぷどぷ……っ
舞の一番奥底に、秀吉も己の欲を吐き出したのだった。
「くっ……あっ……」
視界も定まらないほどの快感で達し……
秀吉は薄ぼんやりな頭の中、荒い息だけを吐いた。
(こんなに気持ち良かったの、いつぶりだ……?)
誰かを抱いたって、自慰をしたって。
こんなに気持ち良かった事はなかった。
これほどまでの快楽は初めてだ。
(舞は……?)
見ると、舞はもう動けないとばかりに天を仰いで、荒い息を吐いていた。
顔は涙でぐちゃぐちゃだし、口からは唾液が垂れてるし……
舞のあまりに卑猥な顔つきに、思わず息を飲む。
「どうだった、気持ち良かったか?」
舞の額の髪を梳きながら尋ねる。
「だめって、やめてって言ったのに……っ」
「じゃあ、止めたほうが良かったか」
「ううん……気持ち良かった……こんなの初めて。 達するって、こんなに気持ちいいんだ……」
舞があまりに清々しく言うので、思わず苦笑した。
「なぁ、舞」
「なに?」
「一個だけ言っていいか」
「うん」
秀吉は一呼吸置いて、舞の目を見た。
「お前のこと、愛してる」