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【イケメン戦国】燃ゆる華恋の乱

第10章 Butterfly / 豊臣秀吉




「ん……っ、ふ……」


舞の甘い息ですら奪うように、角度を変えて、何度も何度も……


やがて、甘い水音を立てて離れると、舞の目は潤み、顔は真っ赤になっていた。
秀吉は苦笑しながら、舞の頬を指で撫でた。




「真っ赤」
「秀吉さん……っ」
「ちょっと待て、あんまり変な事言うなよ」



(今、なんか言われたら、何するか解んねぇ……)




煽情的な舞の表情に、かなり煽られている。
今、ちょっとでも歯車が狂ったら、手を出してしまいそうだ。



(腹に子がいるのに、駄目だろ)



なんとか頭の中で言い聞かせていると。
ふと、舞が秀吉の髪を、指に絡めてきた。


「な、なんだ……」
「え、なんとなく」



(なんとなくって……いちいち可愛いな)



舞のこの行動にやられてしまい、秀吉は舞の胸元に唇を寄せた。

薄い夜着の上から、胸をついばみ、なぶっていく。



「ふ……っ、あっ、秀、吉、さん……っ」
「まずい、止まらないかも」
「や……っ、あっ……」
「腹に子がいる時って、抱いたらまずいよな」



そう言いながらも、しゅるりと帯を解く。
白い肌を夜気に晒すと、さらに煽られて、裸の脚や腹をまさぐっていく。


「ん……っ、秀吉さん……っ」
「ごめん、駄目だったら言え」
「駄目って言うか……っ」
「うん」



舞は涙目になって、秀吉に訴えた。




「これ以上幸せになったら、本当におかしくなっちゃう……っ」




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