• テキストサイズ

騎士のkissは雪より優しく【うたの☆プリンスさまっ♪ 】

第5章 騎士のkissは雪より優しく



12月29日…今日は大好きな真斗の誕生日である。

真斗は今日も仕事のため、仕事が終わってからわたしの家で過ごすという予定になっていた。

わたしは早速、真斗に喜んで貰えるようにケーキを焼いた。


他にも準備をしていると、ポケットの中のケータイが震えた。

「もしもし…」

電話に出ると、相手は音也くんだった。

「あっ、香坂?
今、家に居るー?」

「うん!居るけど…」

真斗の誕生日の準備があるからなぁ…。

「今日マサの誕生日だから、みんなでお祝いしたいと思ってさ!
マサに聞いたら、今日は仕事のあと香坂の家に行くって言ってからかけてみたんだけど…忙しかった?」

「忙しくはないんだけど、今真斗の誕生日の準備してて…」

「ちょうど良かったー!俺、今からそっち行ってもいい?
俺も手伝いたいんだ!あぁ、2人で過ごす邪魔はしないから!」

音也くんのお祝いしたい気持ちがよく分かるので

「うん!一緒に準備しよ?」

と頷いた。

「ありがとう!
あ、他の人たちも誘っていい?」

みんなでいた方が、真斗も喜んでくれるよね?

「うん!」

「良かったぁー!じゃあすぐそっちに行くね!」


ピンポーン

ガチャリとドアを開けると、大きな袋を持った音也くんと寿先輩と那月くんが居た。

「一応みんなに声掛けたんだけど、レンと翔と藍先輩は仕事が終わってから来るって!」

音也くんは嬉しそうに笑う。

「他の人は都合が付かなくて来れないんだって。
でも、安心して!プレゼントは預かってるから!」

寿先輩は持っている袋を見せてくれた。





/ 21ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp