第5章 5
二「一番組んだらやっかいな組み合わせがタッグ組んでらっしゃいますけど…」
櫻「ですな。…うわ、でもこれマジ緊張する~~~!今後の命運を左右する大勝負だろっ?」
二「ねぇ。確認しときたいんだけど、コレどういうローテ?替える期間とか決めとかない?先に。いろいろモチベーションとかあるんで」
松「半年、とかでいいんじゃないの?」
相「ねえ?」
櫻「無理無理無理ッ!何言ってんの!?俺だってギリなのに!今も境界線守ってもらうのに必死なのに…半年間ずっと血の雨!?それっ、マジ無理ッ!!」
相「ずっとじゃねえよっ!たまたま、今回は力入れすぎちゃっただけなんだってばっ!」
松「…たまたま、多いよね?」
相「え?…そう、か?な??いやいや、そんなことないって~♪」
松「そんなことあるって~♪」
二・櫻「…」
二「ものすごくイイ笑顔ですね、お二人…」
櫻「…ものすごく不気味だ…。特にマツジュン…」
松「とにかく!もうサッサとやろうぜっ!」
二「よ、よし!そんじゃ間とって…3ヶ月!ねっ?それでどう?翔ちゃんっ」
櫻「まあ…そんくらいなら…」
松「どっちでもいいから、とっとと決めようぜ?俺はとにかく早く解放されたい」
二「…言っとくけど、同じパターンにおさまるのもアリだからね?」
松「…エッ!?」
櫻「当然だろ。公平にジャンケンなんだから。男気もクソもねえな。勝ったもんから好きな場所なっ?」
相「俺は何でもいいよ~♪」
二「そらあーたは何でもいいでしょうよっ。けどな。こっちは必死なんだよッ!」
櫻「とりあえず…少なくともビリになんなきゃいいんだな…」
松「…そうやって考える人が大抵負けるんだよね(笑)」
櫻「おまっ…。そういうことゆーなよッ!縁起でもねぇッ!!」
相「じゃ、いくよ?さ~いしょ~は――」