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3人目

第2章 生きてる意味


私は、小学校三年生の時に事故で父親を亡くした。
でも、わたしには、あまり関係ない。だって会ったことがないから。

私は小学一年からずっとこの病院で暮らしてる。ひょんなことから喘息が出るようになって、過呼吸になり、死ぬ恐れもあるという


でも毎日は、楽しい!お母さんと喋って、看護師さんと喋って、だからもう慣れたものだ。テレビだって見れる。私が好きな芸能人は、KinKi Kids!彼らは、神だよね!

そんな毎日を過ごしていたある日、看護師さんが、血相を変えて、私の病室に入ってきた。

私「何事〜?笑笑」

看護師「お母さんが、、、、」

私「えっ、お母さんが何?」

看護師「首を吊って、、、、」

私「..........は?今なんて?」

看護師は、俯いたまま何も言わない、

私「今なんて言ったんかって聞いてるやろ!!!!!」
あぁ、また息ができひん、、、苦しい、
「かはっ、、、はぁはぁはぁ、、ぅっうぅ、、、」
看護師は酸素吸入を持ってきて私につけた。
.
.
.
気がついたら見慣れた天井があった。、
悲しみで涙が零れ落ちる。
なんで?なんでうちやねん、うちのせいか?うちの事が嫌いになったんか、なぁなんでやねん!お母さん、お母さん、


あれから一週間が経った頃私の退院が決まった。
あれから私の病体は、安定していった。

うちどこに帰ればええねん。そんな事を思っていると、後ろから主治医に声を掛けられた。
主治医「これ、お母さんがって、」
それは手紙だった。
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ごめんね、お母さんちょっとしんどくなっちゃって、もう耐えきれなかった、のことは、ある人に頼んであるので、その人に頼ってね、本当にごめんなさい、が許してくれなくてもいい、でも死なないで!お母さんの選択は、間違った選択で、がもし病気が治って元気になったら、お母さんの最後のサプライズを受け取って精一杯生きてください。
お母さんより
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