第12章 エピローグ?
くのえside
コナン君を探偵事務所まで送り、車は私の家まで向かっている。
「やっぱり、今日から施設でしたね。」
「はい。...でも、知佳君なら新しい環境でも仲良くやっていけると思います。」
知佳君は結局今日から、保護施設で保護されることになった。
施設に行ってからも一緒に遊びに行けることを嬉しく思う。
「そうですね。.......あんなに元気なら大丈夫でしょう。」
「.....もしかして、怒ってます?」
そう、実はさっき知佳君とあった時に、私と安室さんの雰囲気を見て何かを感じたのか
(あんたなんかに くのえお姉さんは渡さないからな!ばーか!)
そう言いながら安室さんのお腹を叩いていた。
「怒ってなんかないですよ...それに くのえさんはもう僕のですからね!」
......安室さんって意外と子供っぽいところもあるのかもしれない。
みんなの知らない安室さんの一面。
それをひとつひとつ知っていくのはすごく楽しい。
これからもどんどん増えていくのかな?
「ふふふっ。」
「どうかしましたか?」
「いいえ。...なんだか、幸せだなぁと思って。」
いつもと変わらない日常のはずなのに。
すごくドキドキしてキラキラして幸せな気持ちになれる。
安室さんも同じきもちだといいなぁ。
「.....僕もですよ。俺も くのえさんがいるだけで幸せだよ。」
境界線。end?