• テキストサイズ

境界線。【安室透夢小説】

第1章 プロローグ



コナンside


_____昨日未明、歩道橋下の線路より発見された男児の遺体が、先月より行方不明になっていた◯◯君と身元が判明しました。また、一昨日より行方不明の如月知佳くんも同一犯人の可能性も否定できないため、捜索により一層______

今月に入って何度目かの児童誘拐殺人のニュースが流れていた。

「怖いね、コナン君も気をつけるのよ?」

「..はーい!」

...確かに、この辺で起こった事件ってなるとあいつらにも気をつけるよう言っとかねーとな。

「さ、早く行かないと遅刻するわよ」

「う、うん。行ってきまーす。」

毛利探偵事務所を出るとあゆみやげんたたちと合流した。

「あ、コナンくんだー!」

「あぁ、お前ら、おはよう」

「コナン君、おはようございます。今朝のニュース見ました?」

「あぁ、お前ら気を付けろよ。」

「だから、こうして、朝もPTAやら教師の見守り付きで登校するんじゃない?パトカーも最近よく見かけるし?」

「やぁ、コナン君。おはよう」

「安室さん!」

「君達も気をつけるんだよ。行方不明の如月知佳ってこもこの辺りの子なんだろう?」

「そうみたいだね。隣の地区の小学校の4年生だって。」

安室さんとそんなことを話していると後ろから声をかけられる。」


「......ちょっとコナン君?まだこんなところにいたの?」

「げ、ら、蘭姉ちゃん..。」

「もぅ、本当に遅刻しちゃうわよ?」

「えへへ、まだ大丈夫だよ。」

「もぅ。」

「ごめんなさぁい。」
/ 93ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp