八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第19章 ページ19、異変
2か月後、あの人の言った通り姉上の目が覚めた。
わけなんだけど…;
見舞いに姉上が描いた絵を持ってくると、変なことになってしまった;
そんな姉上に、俺は冷や汗交じりに見守るばかりだったわけで…;
ケイト「あ~もう、昔のレオが可愛いいいいいい//」にこにこ
すりすりすりすり
フエゴレオン「ぐぬぬぬぬぬ」
兄上が嫉妬により黒いオーラがむんむんだった。
腕組みをしたまま姉上を凝視している。
正確には、姉上が昔に書いた俺の絵画らしい。
レオポルド「姉上、やめて下さい。恥ずかしいです;」
いてもたってもいられずツッコむと
ケイト「いやいや、もう愛らしいことこの上ない」
ぎゅむううううううう
逆に抱き締める力を強めて兄上なんて知らぬまま;
フエゴレオン「・・」ぎりいいい
ちりちりちり
ごごごごごごごごごごご
黒いオーラが次第に魔へと変わり、次第に部屋へ溢れていき、窓にひびが入っていった。
レオポルド「兄上!;病室があああああああああああ・・;
姉上!!止めて下さい兄上をおおおおお;」
ケイト「レオ大好きいいいいいい」チュッ
ぶちぃっ!!!!!!!
その瞬間、隣の兄上から何やらキレたようなでかい音が…;
フエゴレオン「貴様という奴は…・・(ぎんっ!!」ごろごろごろ
レオポルド「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいい・・」真っ青&がくぶる
ゴゴゴゴゴゴゴゴッ(爆炎)
兄上から爆炎がああああああ;;
とんでもないことにいいいいいいいい・・;
レオポルド「あ、姉上もうやめた方が」おずおず
ケイト「ん~まっ^^//」チュッチュッチュッ←気付いてない
フエゴレオン「この世から消し去ってくれる!!・・」
びしばきばききききききい
レオポルド「ぎゃあああああ!!!;
やめて下さい兄上!!部屋がああああああ;
次々にヒビ入ってますから!!;壊れますから!!;落ち着いて下さい!!;」
俺には二人の間で慌てふためきながら叫ぶ以外に選択肢がなかった;