第1章 新しいマネージャー
二階堂「もう諦めなよあゆちゃん。仲良く仕事しよ。」
玉森「そうだよ、それに、自分で言うのもなんだけど、俺ら結構人気あるグループなんだよ?羨ましがる女がたくさんいるのに。」
あゆ「あなた達なんか知りません!あの、ほんとに私仕事内容知らなくて...辞めたいんです!」
北山「えー、そんなこと言わずにさぁ…」
藤ヶ谷「もういいよ!そんなに辞めたきゃ辞めればいいだろ!そんなすぐに仕事放り出すヤツ、何したって続かねぇよ。」
何したって続かない?
この言葉に私は切れてしまった。
あゆ「...あなたに何が分かるのよ!私だって好きで仕事が続かない訳じゃない!続けられないのよ!知ったようなこと言わないで!」
みんながキョトンとしてる。でも、一度走り出した私は、もう止められなかった。
あゆ「...わかったわよ。やってやるわよ。やればいいんでしょ!私は絶対辞めないから!続けてやるわよ!それでいいんでしょ!!」
この時、私は興奮状態で、藤ヶ谷さんだけがにやっと笑った事に気づかなかった。