第5章 【黒バス】ハンカチーフと私
「じゃ、覚えてね!又何か私で貸せるものあったら出すし!」
おは朝占いはたまにラッキーアイテムが鬼畜設定だったりするからなぁ~。
まあ緑間くんはいつも何だかんだで手に入れるんだからすごい。
私は偶にちょっと手を抜いてしまうし。
「た、頼むのだよ」
おずっという感じで云う彼に自然と笑がこぼれる。
そして又彼は恥ずかしそうにそっぽを向く。
あああ、何かデートっぽくない?
私達今周りから見たらデートに見えるよね。
なんて思ってたら緑間くんに置いてかれそうになりちょっと小走りになる。
緑間くんと私では足の長さが……。
追いついた私に気が付いた緑間くんが、……ちょっと歩調をゆるめてくれた。
ふわわっ、優しいっ!
益々好きになっちゃうよ!