第1章 【黒バス】赤司くんでお願いします!
「もー、紫原っちは仕方ないっすねー。あ、黒子っちも来るよね?黒子っちにならいくらでも奢るっす♡」
ニコッと笑い振り向く黄瀬。
だがそこには既に居たはずの黒子はいない。
「ボクは買いたい本もありますし、二号のご飯もあるので帰ります」
「悪いね涼太、僕もテツヤを送ってくるよ」
赤司と黒子はちゃっかり帰り支度を済ませ既に歩き出している。
「えー!やだー!黒子っちもー!」
「ほらこい4次元財布」
黄瀬は青峰に引きずられて行く。
桜井がスイマセンスイマセンと謝る声が段々と遠ざかっていく。
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