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末っ子の妹ができました。

第5章 初戦闘




いつもはお酒の飲みすぎを止めるナースさんたちも暖かい目で見てきて恥ずかしいです…。


とりあえず、サッチさんがとってきてくれた分を口に入れていきます。


うん、やっぱりおいしいですね。


これならいくらでも食べれそうです。


すると私がお父さんの膝の上に気付いた人たちが



「あー!オヤジずりぃぞ!」


「俺たちもアリスとしゃべりてぇよ!」



といろんなところからのブーイングにお父さんは気にしていなかった。



「ふふっ」


「ん?どおした?」



いきなり膝の上で笑ったのでお父さんも気になったようです。



「やっぱり白ひげ海賊団が一番ですね。私、ここに来れて本当に良かったと思います」



さっきまで潜入していたクリップさんのところは船の内部の雰囲気はとても暗く、部下もあんまりクリップさんを知ったっているようにはとても見えなかった。


それに比べて白ひげ海賊団はみんながお互いを信頼して船はいつも賑やか。


私はそんな中にいれることができてとても幸せだと思います。



「皆さん、まだまだ未熟者の私ですが、精一杯頑張りますのでよろしくお願いします!」



この一言にみんなは目を丸くしていましたがすぐに



「当たり前だ!」


「これからもよろしくな!」



と、暖かい言葉をくれました。



「よし!もう一回乾杯だ!」



みんなにグラスが配られました。


私の中身はジュースなんですけどね。



「アリスの初任務成功に乾杯!」


「「「乾杯~!!」」」



その日の夜はずっとみんなとしゃべっていたのですがいつのまにか寝てしまったいて気が付けば太陽がゆっくりと登ってきていました。


皆さんまだ甲板の床に寝そべっていてぐっすり眠っています。



「お、アリス。起きたのか?」


「サッチさん」



今日は人の姿なんだな。と言いながらサッチさんはハーブティを手渡してくれた。


ふわっと香るそれは昨日のお酒を忘れさせてくれた。

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