第3章 新しい生活
みなさんこんにちは。
先日、ここ白ひげ海賊団に入りました、アリスと申します。
私は今何をしているかというと子猫の姿で日向ぼっこをしています。
ギューっと前足で伸びをすると結構気持ちいいんですよ。
みなさんも良かったらやってみてください。
1人で気持ち良く甲板でくつろいでいると、どこからともなくエースの声が聞こえてきました。
いったいどこにいるのでしょうか?
キョロキョロとまわりを見渡してもエースが見えません。
「お、こんなところにいたのか」
「ミャッ!?」
ヌッと物陰から現れたと思えば直ぐに抱きかかえられました。
「喜べアリス。お前の部屋ができたぞ!」
エースは自分のことのようにうれしそうに私に報告してきます。
実は入った日から数日間ずっと子猫に姿でエースと一緒に寝ていたのです。
自分の部屋ができたのはうれしいですねぇ~
部屋はエースの隣みたいです。
「ほら、ここがお前の部屋だ」
中に入れてもらうと中は別途などの生活必需品が揃っていてとても快適よさそうです。
「今度島に着いたら必要な物を買いに行こうな」
「にやぁー!(はいっ!)」
エースとお買い物ですか、これは楽しみですね。
ぐーぎゅるぎゅる~~
何やら近くででおなかの音が聞こえましたよ?
エースのほうを見上げてみます。
「わりぃ、腹減っちまった…/////」
エースは顔を少し赤くしています。
…確かに、そろそろお昼ごはんの時間ですね。
「にゃーん?(食堂に行きましょうか?)」
私はエースを促すために靴をてしてしと叩いてドアをカリカリとしてみました。
それを見て私の言いたいことが見事通じてくれたのかエースは私を抱き上げて
「よし!食堂に行くか!!」
エースの足取りは軽く、今にも鼻歌を歌いそうな勢いです。
よっぽどお腹がすいていたんでしょうか?
もう少し早く気付くべきでしたね。
食堂に行くとたくさんの人が食事をしています。