第10章 *Xmasプロポーズ
マルコの部屋の中で、付き合って二年になる私達は今、だらだらしていた。
「なぁ、茉都莉」
「何?マルコ」
「その…、オレと結婚して欲しいんだよい」
「えっ!?」
マルコからの突然のプロポーズは、驚いたけど、とても嬉しかった。
「あぁ、返事はXmasデートの時でいいよい」
「うん///」
「デート、どうするんだ?」
「うーん…って、デートって明日じゃん!」
「別にいいだろっ。それより、しっかりしろよい」
「美味しいものでも食べに行こっか?」
「それもいいねぃ。歩いたりするだろ?」
「うん」
「じゃあ、今日はまず茉都莉をいただくとするよい」
「ちょっ////」
~次の日~
Rrrrrrrrr
…ガチャッ
「もしもし。俺だよい。…あぁ、そうかよい。…分かったよい。」
ガチャッ
「どうしたの?」
「わりぃ…実は、昼まで、予定が入っちまったんだよい。すまないねぃ」
「そっかー…。うん、大丈夫。夜は一緒だよね?」
「あぁ。」
とある部屋に、マルコを迎えに行ってみる。
「(マルコ:珍しく笑顔で歩いている)」
「(船で美人なナースが、笑って歩いている)」
「マルコ…?」
「今日はちょっと付き合って欲しいんだよい」
「いいわよ?でも、彼女さんは?」