第1章 風っ子がちっちゃくなっちゃった!?
翔side
もう公園にきて大分たったので、帰ることにした。
予想通り、和と潤は遊び疲れて眠くなってぐずりはじめたので、ベビーカーにのせて智くんがおしてくれてる。
雅紀は気を使ってくれてるのか、歩いてくれるみたい。
ふふっ。 ちょっと歩くペースがおそくなってきてるの。
眠たいのにね~笑 ほんと、かわいい。
仕方ないからだっこしよう。
雅「ままぁ…?まさ、あるくよぉ?」
翔「ママが、雅紀をぎゅ~したいの。だめ?」
雅「んふふっ、いいよぉ~」
そして、しばらくすると寝息がきこえてきた。
子供なんだなって、おもったね笑
家について、リビングに布団を敷いて子供たちを寝かせた。
いつもどるのかな。
ママ、パパ、と呼んでくれているけど、無理させてないかな。
この小さな身体に負担をかけてしまっているのではないか。
ふと、そう思うときがある。
いま、俺ができること。この子達にできること。
そんなことを考えていると、智くんが抱き締めてきた。
智「だいじょうぶだよ。きっと。」
智くんがそう言うから、だいじょうぶな気がした。
翔「そうだね。」
こうして、だきあってるのもいいかもね、ふふっ。