第1章 風っ子がちっちゃくなっちゃった!?
S side
活動休止になって、 智くんは絵を描くし、まさきたちは子供だから、子育て、家事は俺が完璧にしなきゃって思ってた。
でも、思った通りには行かない。
うまくできない。うまくできなかったら、子供たちの栄養的にも良くない。
俺が 練習しなきゃ。
今日も夜通し 料理の練習しよう。今は、まさきたちをお風呂にいれなきゃ。
そう思っていた。すると、智くんが俺を呼ぶからアトリエ?に入った。
けど、言おうとしたことがわかった。
きっと、俺を慰めてくれようとしてるんだ。今 慰められたら泣いてしまう、甘えてしまう。と思ったから出ていこうとしたら…
智 「翔くん。こっちきて。」
…呼ばれた。
素直に頷いて近づいた。
すると、優しく抱きしめられた。
智くんが 、優しく抱きしめながら何か言っている。
けど、なぜか安心して何も聞こえなくて、ただ抱きついて泣いた。
頑張ろう。 そう思えた。
翔 「智くん。ありがと。」
智 「んー?ふふっ。しょーくんかーわいーなぁっ」
翔 「何言ってんの もうっ ふふ。ほら、じゃあまさきとかずとじゅんお風呂にいれてあげて?パパ。」
ちょっと調子にのって 甘くパパとか言ってみた 。
智 「っ// わかったよ ママ」
ふふっ。智くんたら 照れちゃって。ママとか言っちゃって。
さて。じゃあ。ママ頑張るぞ!