第1章 風っ子がちっちゃくなっちゃった!?
S side
みんな朝ごはんを食べ終わり、今はまったりしてる。
でも、これからどうすればいいんだろう。
まさきたちは小さくなって、嵐の仕事なんて到底むり。
だからと言って、俺と智くんだけで嵐の活動なんてできない。5人で嵐だからね 。
ほんとにこれからどうしよう…
そんなことを考えていると 、智くんが隣にきて 、すごく真剣な顔で
智 「翔くん。おいら、嵐の活動はまだできないと思うんだ。まさきたちが戻るまでは。だから、ファンのみんなにもほんとのことを言って、活動休止しようと思う。どうかな?」
いつも、俺が迷った時や、嵐にとってどの道がいいか、嵐のピンチは 智くんが導いてくれた。
やっぱり、智くんはすごい。
翔 「うん。俺もそれがいいと思う 。」
そう言うと、いつものふにゃっとした雰囲気に戻って、
智 「んふふっ。じゃあ、ジャニーさんに電話してくんね。」
そう言って、外に出て電話し始めた。
その間に俺は 、まさきたちに話をすることにした 。
まさきたちのそばに行って、
翔 「まさき、かず、じゅん。よく聞いてね。きっと、これから たくさんのカメラや、たくさんの人の前で お話をすることになるの。ママとパパがお話している間、まさきたちは、ママ達の横に座っていてほしいの。いっぱい 写真とられて、ちょっと怖いって思っちゃうかもしれないけど、まさきたちはパパとママが守るから 。いい子で座っていれる?」
雅 「うん。ちゃんと座る!」
和 「かじゅも!」
潤 「じゅんも!」