第13章 真実
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ガチャ
「お邪魔します」
智「はいはーい」
あぁ
やっぱ安心する匂いがする(笑)
ソファーに座った
その横に智も座る
智「しのちゃん、」
智の方に顔を向ける
智「あいつに、どこ触られた?」
ちょっと切ない顔で私の頬に触れる
智「……唇も胸も…?」
私は無言で頷いた
智「…俺のだってわからなかったのかな」
「知ってた…よ?」
智の表情が変わった
智「ふーん…」
そのまま二人は唇を重ねた
智「あいつの記憶、この体から消してあげるから…」
キスは激しさを増し
どんどん深くなっていった