第12章 嘘
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智はさっと私の腕を自分から離し
私の手を握った
智「しのちゃんが風邪で辛いのに
無理矢理抱けないよ?」
智はいつも私のことを考えてくれる
そんな大事な人を裏切ってしまったことを
死んでしまいたいぐらい後悔した
「ごめんね……
…本当にごめんなさい」
涙が次から次へと溢れでてくる
智「えっ!?しのちゃん!?大丈夫?
どっか痛い?
辛い??」
「違うよ…違うの」
智は優しく抱き締めてくれた
私も腕を回しきつく抱き締め返す
智「今日は甘えん坊だね(笑)」
「好き…大好き…智のことが1番好き…」
智は体を離して
ちゅっ!とキスをしてくれた
智「風邪移っちゃったかもww」
私は貴方と一緒に居てもいいのでしょうか?
このまま一緒に居ても
私たちは本当に幸せになれるかな?