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ウラノカオ
第12章 嘘
95
智が作ってくれたお粥を食べて
より罪悪感が増した
こんなに愛情を注いでくれているのに
智「明日は会社行ける?」
「うーん…どうかな?」
気持ち的に辛い
智「しのちゃんがいないと寝ちゃう」
「え?なんで?(笑)」
智「いつもはしのちゃん見てるから眠くないけど、
居なかったらつまんないじゃん」
照れたように笑って
智への愛は膨らむばかり…
「……智、」
智に
ぎゅっと抱きついた
「抱いて…」
智でいっぱいにして
私の頭から櫻井さんの存在を消して…
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