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バスケと儚き少女

第7章 海常高校と練習試合


凛はそっと目を伏せ、小さく首を横に振った

『大丈夫……だよ…ずっと前に傷は癒えた…から』

そうは言っても、心に刻み込まれた傷は簡単に消えるほど浅くはない
謝って済むほどの問題ではない…それほど自分たちは彼女にひどいことをした

黒子「許してもらえるとは思ってませんけど……それでも、謝らせて下さい」

『大丈夫……だよ…こうやって謝ってくれた…それだけで全然いいんだよ?今は傷が酷くならないうちに寝た方がいいから』

悲しげに微笑んで言う凛を見て、黒子は辛そうに目を閉じた
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