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バスケと儚き少女

第7章 海常高校と練習試合


伊月「気にすんな、クラッチタイムはあーなんの、とりあえず本音出てる間はシュートそうそう落とさないからさ…大丈夫オフェンスは任せてお前はディフェンス死に物狂いで行け」

一方、黒子の手当てが終わった凛は、はたと動きを止めて固まっていた

『ごっごめんなさい…!!私の手当てなんて嫌…だよね』

凛はペコリと頭を下げて謝る
黒子は小さく微笑んで首を振った

黒子「いえ…むしろ嬉しいです、凛さんに手当てしてもらえて」

『………』

凛は顔をあげて黒子の様子を窺う
黒子は優しく見つめて笑った

黒子「また凛さんを怯えさせてしまいましたね……本当に、すみませんでした」
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