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バスケと儚き少女

第30章 青峰と黒子と少女の出会い


赤司「いい加減見ていられなくなったんだろ。だが、今のアレに言えることなど無いだろうに……」

赤司は薄く笑いながら言った

─────
───


大君は窓際の席に座ってボーッとしてる

黒子「青峰君」

『大君』

青峰「テツ、凛…部活は?」

『「一緒に帰りませんか?」』

大君はキョトンとしながらも席を立ち上がった

青峰「んじゃ、帰るか」

パーッと車のクラクションが鳴り響く

黒子「青峰君、最近練習を休むことが増えましたね」

青峰「あぁ?いいんだよ、練習したら上手くなっちまうだろ?」

私達は歩道橋を歩く

『え?』

青峰「頑張ったら頑張った分だけ、バスケがつまんなくなってくんだよ。それに、きっと俺の欲しいもんはもう……バスケ何て百々のつまりゲームだしな。これからは試合も適当に流して」

その言葉にテツ君はピクリと反応する
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